交感神経と副交感神経とは?違いは?

交感神経と副交感神経とは?違いは?

自律神経系は様々な役目を果たしますが、それらの中でも大きく分けて「交感神経」と「副交感神経」に分かれています。

 

この二つはそれぞれ正反対の機能を有しており、片方が働いている時はもう片方は休んでいるというようなシーソーのような動きを取ります。

 

実際の働きとしては、大雑把に言うと交感神経は興奮・活発な状態をもたらし、副交感神経は逆にリラックス・休息をもたらします。例えば交感神経が働くと脈が上がり血圧も体温も上昇し、活動的な状態になります。覚醒レベルも高くなります。

 

一方で副交感神経が優位になると脈は下がり血圧も体温も低下し、体は省エネ運行のようなの状態となり体を休めます。この時人間は眠気を感じ、やがて睡眠に入ります。

 

そして朝になればまた交感神経が働き覚醒、脈と体温の上昇、消化器の活動向上による食事の準備…と、一日の始まりを迎えようとするわけです。

 

交感神経と副交感神経のバランスがもたらしている一日のリズム

 

人間は睡眠・覚醒を含めこの交感神経と副交感神経の働きに支配されています。つまり交感神経が必要なときにきちんと働くことで朝になると目が覚めるし、副交感神経が働くことで夜に眠くなるのです。

 

この働きが乱れると朝起きれないとか、夜寝られないなどという症状が現れることになります。人間は長い時間をかけて外的環境、つまり昼は明るくて活動に向く、夜は暗いため休息に向くという環境に合わせた自律神経系を獲得してきました。

 

この二つの自律神経を乱さないためには、昼は日光を浴び夜は早めに電気を消し暗くして睡眠に備える、という規則的な生活習慣を維持することが何より重要なのです。